とりあえず急いで部屋に戻る。
「ちょ、祐磨? どこいくの!!」
楓さんの声を無視して隣の部屋に行く。
「開いてるし…」
靴を半分投げつけて脱ぎ、ベランダに行くとさっき見た通りに倒れてる神奈。
「うわ、重…」
水を含んだ制服が思ったより重くて、ブレザーを脱がす。
「透けてるし…」
とりあえずその辺に干してあった濡れてるタオルを神奈にかぶせてソファに座らせた。
「うわ、なんでコーヒーこぼれてんだよ!」
白いカーペットに目立つ茶色いシミ。
濡れたからだから水滴が落ちて、俺のズボンとソファを濡らしていく。

