「あのこって不思議だね。」 静寂を破るように口を開いたのは甲斐だった。 「しかも、皐月さんにそっくり。生き写しじゃんあれ。」 大樹、甲斐も馨同様守護神を宿しているのだが兄2人は守護神の記憶も共有しているようで生まれ変わりに近いような状態なのだ。 「やはり、彼女は血縁‥なんだろうな。俺も初めに見た時は驚いた。」 「澄羅っちはなんか言ってないの?元恋人なんだしさ。」 「そういう言い方はやめろ、甲斐。」 はーいと悪びれた様子もなく返事をする。