がむしゃらに走りながら、叫ぶように会話する私達。 後ろからは、男子の低い唸り声。 そんな中で龍真は、 「……可愛すぎるんだよっ!!」 そう叫ぶと、走るスピードを更に上げた。 チラリと耳を見ると、見事に真っ赤に染まっていて。