「はぅ…そっ、かぁ……」 まだ少し信じられないけど、それなら霊樹があんなに大量の『霊力』を蓄えていた理由もわかる気がする。 納得して、頷いたその瞬間――真っ白な空間が、 ぐにゃり、 と崩れ始めた。 それと同時に、私の身体が少しずつ透け始めて――… 「な、なにっ!?」 驚いた私は自分の身体をギュッと抱きしめると、樹達の方を見た。 そして、 「神無…そろそろ、お別れだ」 静かな微笑を浮かべる彼等を見て、私は全てを悟った。