「その方法って……?」
分からなかった私が首を傾げると、二人は少し驚いたような表情でお互いの顔を見合わせてクスリと笑い
「一緒にいる事にしたのよ」
「え?」
「――…まず、暴走した『人守り』の力を、『鬼狩り』の力で押さえ込んだわ。
賭けのようなものだったけれど、『鬼狩り』と『人守り』の力が正反対だったお陰でそれは成功した」
「けれど、そんな荒業がいつまでも続くわけがない。それは私も陽ちゃんも分かってた。
だから私は自分の肉体を放棄して、陽ちゃんと同じ…魂だけの存在になった」
「そして…最後の力を振り絞り、霊力の形を変えた。
深く地に根差し、高く空へと広がる――…強い力を秘めた、一本の大樹に」

