地味なあの子は鬼狩り少女3 〜深紅の瞳〜





それぞれ藍色と藤色の着物を着た、美しい二十代前半の女性達。


その顔立ちは二人共よく似ていて、まるで……



「むぅ……双子?」



小さく呟くと、二人の美女は「よくできました」と言いながら鮮やかに笑った。


その笑顔に思わずぽわん…となった私は



「私の名前は鬼頭 陽子よ」


「私の名前は鬼頭 月代」



その名前に、思わず目を見開いた。


だって…その名前は……!



「くすっ。驚いてるわね?

…貴女が考えている通りよ。私は、かつて【鬼巫女】と呼ばれていた人間」


「そして私は、【忌み子】と呼ばれていました」



――数百年前の記録に記されていた、私と芽有と同じ存在。



「ほ…ほぇぇええええ!?」



度肝を抜かれた私は、大声で思いっきり叫んでしまった。