全然動揺しない龍真は、スルリと給水塔の影に入ると。 「ほら、機嫌直して?」 私のことを後ろから抱きしめて、頭を『なでなで』する。 それが、私の怒りを和らげようとする行為だって事は知ってる。 知ってるけど……何だか最近は、それが『子供扱い』な気がして。 本当に『怒った』から『拗ねた』って事を、分かってもらえてない気がして。