意地悪く笑う龍真の顔を見ると、嫌でもその事を思い出して………顔がどんどん赤くなっていく。 うぅ……勝てないっ!! 「……もぅ、いいもんっ!!」 私はぷくっと頬を膨らませると、給水塔のつくる影の中で、 龍真に背中を向けて座り込む。 これが私の『拗ねた』って意思表示、なんだけど…… 「っはは!!からかいすぎた、ごめんな?」 龍真にはそんなの、一切通用しないんだよね……。