「………おぃ」 白くなるほど拳を握り締めて俯く、お兄がいた。 その表情は、髪で隠れて見えないけど 「お前…そんな理由で……」 引き結ばれた口元と、彼の周囲で渦巻く濃密な霊力から見るに 「俺の妹を…傷付けたのか!?」 ――…激怒、していた。