地味なあの子は鬼狩り少女3 〜深紅の瞳〜





『お…じい、ちゃん?』



静寂の戻った、暗い林の中。


月の光に照らされた私は、その光景をどこか他人事のように見ていて。



『ぇ…う、そ、でしょ?』



呆然と呟いてみるけれど……おじいちゃんは、動かない。


私は身体の震えを無理矢理押さえ込みながら、おじいちゃんの方へ近付こうともがいた。