『お…じい、ちゃん?』 静寂の戻った、暗い林の中。 月の光に照らされた私は、その光景をどこか他人事のように見ていて。 『ぇ…う、そ、でしょ?』 呆然と呟いてみるけれど……おじいちゃんは、動かない。 私は身体の震えを無理矢理押さえ込みながら、おじいちゃんの方へ近付こうともがいた。