地味なあの子は鬼狩り少女3 〜深紅の瞳〜





刹那。



『鬼風情がッ…

わしの孫を傷付けるなぁぁあああああああ!!』



絶叫。

それと共に、風の刃が荒れ狂った。


闇色の壁に再び開いた、小さな穴。


その先からチラリと見えたおじいちゃんは、明らかに疲弊していて。



『おじいちゃん、ダメ!!それ以上やったらおじいちゃんが…!!』



叫びに目を見開いた私が、そう言った瞬間



『わしの孫に…手を出すなッ!!』



口から零れた血と共にそう吐き捨てたおじいちゃんが、『鬼』の中に赤い石を突っ込み

        ・・・・・・
そして、『鬼』を吸収し始めた。