刹那。 『鬼風情がッ… わしの孫を傷付けるなぁぁあああああああ!!』 絶叫。 それと共に、風の刃が荒れ狂った。 闇色の壁に再び開いた、小さな穴。 その先からチラリと見えたおじいちゃんは、明らかに疲弊していて。 『おじいちゃん、ダメ!!それ以上やったらおじいちゃんが…!!』 叫びに目を見開いた私が、そう言った瞬間 『わしの孫に…手を出すなッ!!』 口から零れた血と共にそう吐き捨てたおじいちゃんが、『鬼』の中に赤い石を突っ込み ・・・・・・ そして、『鬼』を吸収し始めた。