『……っ、くぅう……!!』 (なんで、私だけ?) 両親とおじいちゃんが怒鳴り合うのをどこか遠くに聞きながら、何度も何度も考える。 歯が折れるんじゃないかって位にスカートを噛み締めながら、泣いて泣いて泣いて――… …――ふと。 (そういえば、ユウヤとカンナは私の存在を知ってるのかな) そんな小さな疑問が、私の胸の中に生まれた。