地味なあの子は鬼狩り少女3 〜深紅の瞳〜





『……っ、くぅう……!!』


(なんで、私だけ?)



両親とおじいちゃんが怒鳴り合うのをどこか遠くに聞きながら、何度も何度も考える。


歯が折れるんじゃないかって位にスカートを噛み締めながら、泣いて泣いて泣いて――…



…――ふと。



(そういえば、ユウヤとカンナは私の存在を知ってるのかな)



そんな小さな疑問が、私の胸の中に生まれた。