地味なあの子は鬼狩り少女3 〜深紅の瞳〜





――けれど。



『うー…まだかなぁ……』



数分後、すぐに一人遊びに飽きた私は、そわそわしながら家の敷地を歩き回っていた。


敷地内にはちょっとした山や地下室なんかもあって、いつもなら飽きる事すら珍しいんだけど……



[このあと、父さんと母さんと遊べるんだっ!!]



嬉しいなぁ、早く来ないかなぁ…なんて思っていたら、なんだか時間がいつもより長く感じられて。



『……様子、見に行っちゃおっ』



とうとうこらえきれなくなった私は、居間の窓が庭に面していたのを思い出すと、そちらへと向かって走り出した。


そして、すぐに庭へたどり着いた私は、居間から死角になっている窓の下に身を潜ませると



『なんか私、スパイみたい!!』



なんて、一人ではしゃぎながら耳を澄まし――

















――そして、その時の行動を


私は一生、後悔する事になる。