でも、
『ごめんな、芽有……』
『…寂しい思い、させちゃってごめんね……!!』
会った直後。
私を抱きしめながら言った二人の声が、少し震えていたから。
(私が嫌いだから、私をおじいちゃんに預けた…ってわけじゃないんだ)
(……何か事情があるのかも)
そう考えた私は、
『うぅん。ちょっと寂しいけど…おじいちゃんと一緒だから大丈夫だよっ!!』
と言って笑ってみせたんだ。
それに、その時は――父さんと母さんに会えた事が、ただ嬉しくて。
普段抱えていた悲しみや切なさなんて、綺麗サッパリ消えていたんだ。
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