そして、私が10歳になってから数日後――…
『『芽有!!』』
…――私は初めて、両親と会った。
先に、おじいちゃんから父さんと母さんの話を聞いたり、写真を見せてもらっていたから
父さんと母さんと会ったのも、これが初めて…なんて感じは全然しなくて。
『父さん、母さんっ!!』
ごく自然に、私は二人の事を受け入れていた。
話に聞いていた通り…父さんは優しくて、母さんは元気一杯で。
想像してた通りの、優しい父親と母親で。
――だからこそ、私はとても不思議だった。
どうして父さんと母さんは、私とおじいちゃんと一緒に暮らしてくれないんだろう、って。

