地味なあの子は鬼狩り少女3 〜深紅の瞳〜





そして、私が10歳になってから数日後――…



『『芽有!!』』



…――私は初めて、両親と会った。


先に、おじいちゃんから父さんと母さんの話を聞いたり、写真を見せてもらっていたから

父さんと母さんと会ったのも、これが初めて…なんて感じは全然しなくて。



『父さん、母さんっ!!』



ごく自然に、私は二人の事を受け入れていた。


話に聞いていた通り…父さんは優しくて、母さんは元気一杯で。


想像してた通りの、優しい父親と母親で。


――だからこそ、私はとても不思議だった。


どうして父さんと母さんは、私とおじいちゃんと一緒に暮らしてくれないんだろう、って。