地味なあの子は鬼狩り少女3 〜深紅の瞳〜




……その言葉に青ざめたのは、お兄の隣に立っていた30代くらいの若い男の人だった。

確か、『人守り』の当主の――片桐蓮、って名前の人。

その人が何かを耳打ちした直後、


「…え、まじ!?」


と素っ頓狂な声をあげるお兄。

そして、その表情のまま、おじいちゃんを穴が空く程見つめると、


「……俺達の、じーちゃん!?」


そう言って、目を丸くした。