……その言葉に青ざめたのは、お兄の隣に立っていた30代くらいの若い男の人だった。 確か、『人守り』の当主の――片桐蓮、って名前の人。 その人が何かを耳打ちした直後、 「…え、まじ!?」 と素っ頓狂な声をあげるお兄。 そして、その表情のまま、おじいちゃんを穴が空く程見つめると、 「……俺達の、じーちゃん!?」 そう言って、目を丸くした。