【芽有side】 「当然じゃろうが」 正直に自分気持ちを答えようとしたその時、聞こえた声。 無意識に反応した体がびくっ、と震え、私は咄嗟に言おうとした言葉を飲み込んでしまった。 恐る恐る顔を上げれば、視界に入るのは笑顔のおじいちゃん。 私が泣いても一切表情を変えず、お兄の方へ語りかけている。 けれど、 「芽有は「…るせぇ」」 お兄はおじいちゃんの言葉を遮ると、厳しい顔つきのまま口を開いた。 「俺は、芽有に聞いてるんだ。お前が答える事じゃない」