「りゅ、龍真!?」
突然の出来事に赤くなって固まりつつ、小さく非難の声を上げれば
「てめっ、神無に何しやがる!!」
「はぅ!?」
さっきまでおじいちゃんを警戒していたはずの兄ちゃんが、目つきは鋭いままにこっちを勢い良く振り返ったから驚いた。
「裕也さん、威嚇するのはやめてください。神無が怯えてる」
「じゃあお前、神無から離れ「嫌です」ンだとぉ!?」
「あ…あぅ……っ」
「ほら怖がってますよ。…神無、大丈夫か?」
「だ、大丈夫…」
「なっ……神無が最愛の兄の事を怖がるはずないだろ!!な?そうだよな、神無っ」
「…………………」
いや、そうはいっても実際兄ちゃん怖いし…ねぇ。

