地味なあの子は鬼狩り少女3 〜深紅の瞳〜




「りゅ、龍真!?」


突然の出来事に赤くなって固まりつつ、小さく非難の声を上げれば


「てめっ、神無に何しやがる!!」

「はぅ!?」


さっきまでおじいちゃんを警戒していたはずの兄ちゃんが、目つきは鋭いままにこっちを勢い良く振り返ったから驚いた。


「裕也さん、威嚇するのはやめてください。神無が怯えてる」

「じゃあお前、神無から離れ「嫌です」ンだとぉ!?」

「あ…あぅ……っ」

「ほら怖がってますよ。…神無、大丈夫か?」

「だ、大丈夫…」

「なっ……神無が最愛の兄の事を怖がるはずないだろ!!な?そうだよな、神無っ」

「…………………」


いや、そうはいっても実際兄ちゃん怖いし…ねぇ。