龍真の霊力を吸い取った事によって、【核】によって黒ずみはじめていた私の霊力の色が少し赤色に戻った。 そのおかげか、身体にのしかかる倦怠感が少しだけ軽くなる。 「神無……っお前、」 「……ごめんね、龍真」 私、もう自分の霊力を抑えられないから……。 うわごとのように呟いて、私は顔を上に向けた。 自然と視界に入った包帯と、黒い瞳に思わず苦笑が漏れる。