『―――…あぁ、』 あぁ、そういう事か。 私は、好きな人の腕の温もりに触れながら…静かに悟った。 おじいちゃんがさっき呟いた、 『多い程良い』 って言葉。 あれはつまり……私が意識を手放すまでに吸い取る『霊力』の量のことだったんだ。 その証拠に……ほら。 「あれ……神無?」 霊力に『核』を埋め込まれ、恐らく【鬼巫女】の力が全開になっている、いまの私は。 「なんか、今……」 「うん、……ごめんね」 龍真に触れた途端、龍真の中に残ってた霊力――その全てを吸い取っていた。