さっきまで、私とおじいちゃんの声だけが響いていた部屋に ――ドスン、 という微かな衝撃が走る。 「…………?」 驚いて首を傾げると同時に、おじいちゃんが私に近寄ってきて 「それに―――…」 小さく呟きながら、私を拘束していた鎖を外した。 すでに身体に力が入らない私は、そのまま地面に突っ伏す。 でも、その間にも …――多い程良いしのぅ おじいちゃんの独り言が、頭の中に反響して。 『なんか、嫌な予感が……』 思わず腕に力を込め、冷たい地面から上半身を起こした瞬間