「そんなに焦らずとも良い。そうだのぅ……あと15分くらいなら意識を保ち続けていられるじゃろう
まぁ、『霊力』を使ったりすると、わしの【核】の効果がより早く現れるかもしれんがの」
「…あと、15分……!!」
15分で、意識が無くなる?
私が、おじいちゃんに操られるようになる?
「………い、やだっ…!!」
私はより強く唇を噛むと、自分の意識が沈まないように集中した。
けれど、
「安心せぃ。神無がもうしばらく意識を保っていられるように、サプライズを用意したぞ。
……実は、わしが長々と過去について説明したのはその理由もあるんじゃよ。
…なぁに、何年も待ち望んだ事が叶うんじゃ。
今さら何分延びようが、あまり変わらんから安心せぃ」
おじいちゃんが、目を穏やかに細めたその瞬間
「……、………!!」
部屋の外から、声が聞こえた。

