地味なあの子は鬼狩り少女3 〜深紅の瞳〜




「そんなに焦らずとも良い。そうだのぅ……あと15分くらいなら意識を保ち続けていられるじゃろう

まぁ、『霊力』を使ったりすると、わしの【核】の効果がより早く現れるかもしれんがの」

「…あと、15分……!!」


15分で、意識が無くなる?

私が、おじいちゃんに操られるようになる?


「………い、やだっ…!!」


私はより強く唇を噛むと、自分の意識が沈まないように集中した。

けれど、


「安心せぃ。神無がもうしばらく意識を保っていられるように、サプライズを用意したぞ。

……実は、わしが長々と過去について説明したのはその理由もあるんじゃよ。

…なぁに、何年も待ち望んだ事が叶うんじゃ。
今さら何分延びようが、あまり変わらんから安心せぃ」


おじいちゃんが、目を穏やかに細めたその瞬間


「……、………!!」


部屋の外から、声が聞こえた。