地味なあの子は鬼狩り少女3 〜深紅の瞳〜




「…ぅ……っ!?」


私は、放出した霊力に違和感を感じて顔をしかめた。

同時に、赤かったはずの霊力の刃が、おじいちゃんに触れた場所から黒ずんでいく。


………黒?


「……………あっ!!」


そこまで考えて、私はハッと目を見開いた。


『さっき見せられた、あの黒い【核】……!!』


そうだ。

さっきおじいちゃんは、あの黒い【核】を私に見せた後、懐にしまっていた。

そして、今の私は【鬼巫女】としての力を発揮しているから……


きっとあの、禍々しい【核】の力を吸い込んじゃったんだ!!


そう思って一瞬慌てた私は、霊力を抑え込もうと意識を集中させ始めて……