「…ぅ……っ!?」
私は、放出した霊力に違和感を感じて顔をしかめた。
同時に、赤かったはずの霊力の刃が、おじいちゃんに触れた場所から黒ずんでいく。
………黒?
「……………あっ!!」
そこまで考えて、私はハッと目を見開いた。
『さっき見せられた、あの黒い【核】……!!』
そうだ。
さっきおじいちゃんは、あの黒い【核】を私に見せた後、懐にしまっていた。
そして、今の私は【鬼巫女】としての力を発揮しているから……
きっとあの、禍々しい【核】の力を吸い込んじゃったんだ!!
そう思って一瞬慌てた私は、霊力を抑え込もうと意識を集中させ始めて……

