「ぁ、や、……ぃやああああ!!」
瞳をギュッと強くつぶり、まるで子供が癇癪を起こしたみたいに…心の底から、叫んだ。
心の中が黒い感情に引っ掻き回されて、苦しくて痛くて目から涙が零れ落ちる。
もうやめて、と。
私の存在を否定しないで、と。
心が悲鳴を上げて、
――…そこまでが限界だった。
――ぶわっ!!
今まで抑えていた霊力が風の刃となって、磔(ハリツ)けにされた私の周囲で渦を巻いた。
苦悩、自己嫌悪――…高ぶり、揺れる自分の『負』の心が大きすぎて、暴走する私の霊力。
荒れ狂うその風は、近くにいたおじいちゃんの側を当然のように巻き込んで通り過ぎて、
その瞬間。

