「気付いたかね?」
私の言葉に、おじいちゃんはにたりと笑うと
「当時の神無は、わしが施した【鬼巫女】の力を抑えるためのものと、母親が死ぬ間際に施した『霊力』を抑えるためのもの……
二つの封印がかけられておった。
両方の封印を解くには、やはり神無に死んでもらう必要がある。
そして、『鬼狩り』の一族の死に方の中で一番仕組み易いのは、」
「――…私が、霊力を出し切って死ぬ事」
「その通りじゃ
そのために、狙う人間は神無の学校の生徒に定めた。間違えて裕也に5段階目を狩られる事の無きように、という意味もあるがの」

