地味なあの子は鬼狩り少女3 〜深紅の瞳〜




「気付いたかね?」


私の言葉に、おじいちゃんはにたりと笑うと


「当時の神無は、わしが施した【鬼巫女】の力を抑えるためのものと、母親が死ぬ間際に施した『霊力』を抑えるためのもの……

二つの封印がかけられておった。

両方の封印を解くには、やはり神無に死んでもらう必要がある。

そして、『鬼狩り』の一族の死に方の中で一番仕組み易いのは、」

「――…私が、霊力を出し切って死ぬ事」

「その通りじゃ

そのために、狙う人間は神無の学校の生徒に定めた。間違えて裕也に5段階目を狩られる事の無きように、という意味もあるがの」