上手く働かない頭に苛立ちつつ、さらに考えようとする私に
「簡単に言えば、『鬼』の存在も知らない一般の人々が、鬼に触れるようになってしまうのじゃ」
おじいちゃんがすかさず補足。
そこでやっと、私は理解して……
「えっ!?」
その事態の大きさに、思わず目を見開いた。
だって、それって……
「何も知らない人が、鬼にぶつかったりしちゃう……!?」
「そうだのぉ」
当然のようにおじいちゃんは頷くけど…それはかなり危ないよ!?
っていうか、
「…で。それと事故と、何の関係があるの?」
私が聞きたいのは、『触覚』の事じゃない。
家族4人を事故に遭わせた、その方法が聞きたいんだ。
そう、思った瞬間……

