生と死の狭間で見せてもらった、あの光景は――… 「そ、それは、無い」 「……ほぅ?」 ガチガチと鳴る歯を無視して、私は自分の記憶を反芻しながらおじいちゃんの瞳を見据えた。 一見穏やかそうに見えるその瞳の奥は、闇で淀んでいた。 まるで、『五段階目』のように。 「だ、だって、父さんと母さんは事故で……」 「あぁ、そうだのぉ」 「なら……!!」 「そして、その事故を引き起こしたのがワシなのじゃよ」 「………………ッ!?」 私は思わず、言葉を失った。 だって、そんなの……