「――――神?」 「そうじゃ」 予想外だったのだろう、神無はわけがわからなぬというように眉を寄せた。 わしも、その言葉だけで理解できるとは考えていなかったので 詳しく説明をするために口を開く。 「成長した陽子はその後、人の『霊力』を吸い取るどころか その力の強さ故に、同じ力を持つ『鬼』をおびき寄せるようにまでなってしまったらしい。 強い力の元に『力』が集まる――鬼が強くなっていくのと同じような仕組みじゃな」