「それ……は………?」 無意識に震えた、声。 『その【核】は危険』だと、頭の中で警鐘がガンガン鳴り響く。 けれどおじいちゃんは、それを慈しむように眺めると 「……これは、神無のためにわしが作った【核】じゃよ。よく出来ておるだろう?」 そう言って、ニヤリと口元を歪めてみせる。