緊張と恐怖で顔を強張らせる私に 「私の【鬼巫女】…… おじいちゃんは、嬉しそうで悲しそうな…複雑な笑顔を向けると 「お前は、私の駒になれ」 そう言うと、懐に手を差し入れ…拳大の大きさの【核】を取り出した。 今まで見た事もないほど大きい、その【核】に驚愕した私は、 その尋常じゃなく禍々しい気配に思わず目を見張る。