「ヤバいよぉ!!」 と叫びながら慌てて身支度をすませ、ドタドタとリビングへ。 するとそこには、 「おー、神無。おはようっ!!」 優雅にコーヒーをすすっている我が馬鹿兄・鬼頭裕也がいた。 私は兄ちゃんにグイッと近寄ると 「なんで起こしてくれなかったのよぅ!?」 強い調子で詰め寄る。 ……けど、