「うそ……神無そっくり…」 瑠美がそう言って私に視線を投げてきたし……これは夢じゃないみたい。 ――ちなみに瑠美、あれはそっくりじゃないよ。私の美少女バージョンだよっ!! 混乱し過ぎて逆に冷静になった私は、心の中で突っ込んだ。 そのまま視線を龍真に向けると、 「…………っ!!」 やっぱり、驚いた顔で私と目の前の女の子を見比べている。