次の瞬間。 ――――ごすっ、 という音と共に、私の体へ振動が伝わってきた。 「……っ、ぐぅ…」 「…ぁ、あぁ……っ」 …聞こえてきたのは、苦しそうな呻き声。 ……その低い声を、 この安心する匂いを、 私は知っている。 「…………りゅ、うま?」