私は意を決して息を吸い込むと、 [[そうさ♪こいつの名前は~♪ ま・ぐ・ろ~~~~♪]] ……やっちゃった。 ……本当に、歌っちゃいました。 しかも、その一節を歌い終わった途端…… 『神無さんまじ可愛ぇーっ!!』 「龍真君が歌ったわーっ!!」 「かっこいい…っ!!」 あちこちから声が飛んできた。