「…って、ヤバっ!!お姉早く!!」 「へ?……ふぇえっ!?」 …芽有は屈み込むと、足首の紐を外し、 「……え、え、芽有!?」 「早く観客席に戻らなきゃ!!」 そう言うと、私の腕を引いて歩き出した。 戸惑う私にニヤリ、と笑いかけると。 「…次、彼氏出るんでしょ!? 活躍を見届けてあげるのが彼女の務めってもんでしょうが」 ……私、思わず赤面。