地味なあの子は鬼狩り少女3 〜深紅の瞳〜




思わず顔を引き攣らせた瞬間、


「あっ…お姉、早く早くっ!!」

「わわっ!!」


芽有は素早く屈み込み、私達の足首を紐で固定した。

前を見れば、もうすぐ私達の順番がやって来る事に気付く。