瑠美はあっという間にゴールすると、ゴール横に立っていた愁君に近付いていく。 「わ、瑠美が抱きついた!!」 「…立松君避けたよ……?」 「…でも結局、抱きしめあってるよね……」 「……うん…」 さすがバカップル。 でも、周囲の冷たい視線にも気付いた方がいいと思うんだよぉ…。