「知ってるも何も…これ、鬼狩りの一族秘伝の【核】じゃねぇか」 「え……!?」 当然のように、そんな予想外な事を言われた。 ――――――… ――――… 「あー…そうか、神無は霊力弱かったから教えてなかったな…」 リビングに移動してから30分。 今日の話を全て聞いた後に兄ちゃんが言ったのは、そんな一言だった。