兄ちゃんが【核】の存在に気付いたみたい。 腕の力を抜きながら、私の手に握られていた石を見て…… 「うわ、神無すげー!!どうやってコレ作ったんだ!?」 兄ちゃんは目をキラキラさせて、興味津々で聞いてきた。 その予想外な反応に、私と芽有は思わず顔を見合わせる。 「……兄ちゃんは、コレが何なのか知ってるの…?」 恐る恐る尋ねる。 すると、