高校生活を満喫している私。


友達もいて、彼氏もいて、それなりに楽しい毎日を送っていた。


夏から秋に変わろうとしている少し涼しい時期。


私は彼の家に泊まりにきていた。


彼と二人で部屋でDVDを見ていると、彼の携帯電話が音を鳴らしながら光始めた。


どうやら電話だった様で、彼は携帯電話越しに誰かと話始めた。


話し方からして友達のようだ。


私は気にせずDVDを見ていると彼に話し掛けられた。



「んー?」



テレビから目を離さないまま気のない返事をする私。


いい場面にも関わらず、彼はお構いなしに私に向かって話始めた。