それから俺たちは救急車で病院まで運ばれた…。 あのとき、意識が朦朧としていた俺に、 優那はずっと、 「大翔、ごめんね…ほんとにごめん…大翔…死なないで…」 そう言って泣いてた。 あのときの苦しそうな優那の顔は 今でも覚えてる……―――