看板の設置も全て終わった。




「よーしッ!!OKじゃん!!
 みんなサンキューッ★」




「稀緒のおかげでしょう、ねぇ奏斗?」




「そうそうッ!会長サンのおかげだよ。」




「奏斗に名前以外で呼ばれるのって新鮮!」




「看板が真っ直ぐかチェックしたいから
 2人ともあっちから見てくれない?」




「「了ー解ッ。」」




看板がまがってたらカッコ悪いし、




まっすぐかって確認しておかなきゃね。




「どーぉ、梨穂ー?」




「んーとね、“第”がちょっと下がってる。」




「えーっと、“第”ね・・・。」




ウチがちょうど下に行ったときだった。




陰がウチに食らいついたのは・・・。










「「稀緒ッッ、あぶなッッ!!?」」









ガターッッン!!!