終わらない恋になれ






そうして翌日。
今日は授業がなく、レポート用の資料を探しに図書館に向かう予定だった。


アパートから大学までは電車で三駅分離れていて、私は常陸を連れて駅に向かう。
黒のジャケットにシャーベットブルーのロンT、細身のジーンズを合わせた常陸はどこから見ても人間で、やっぱり人目を引いていて。






「………人間風情が俺をじろじろと。鬱陶しい視線だな」


駅までの道のりでさえそうやって暴言ばかりを吐き続ける常陸に、私は今日一日が無事に終わるのか不安でたまらない。


(せめて暴言はやめて…)


駅に着き改札を抜け、電車に揺られればあっという間に大学の最寄り駅に到着する。
私は常陸の隣を歩きながら、改めて注意事項を教えるのだった。