それから私たちは。
一瞬で魔界の、常陸の部屋に到着して。すぐに常陸に組み敷かれて、袴も帯も、着物をすべて脱がされて。
全身にしつこいくらいキスをされて。舐められて、甘噛みされて、至る所にキスマークをつけられて。
「―――早く早くこうしたかった。透子の甘い香りがするたびに理性が飛びそうになって、我慢して。………ここまで耐えたんだ、褒美を、くれ」
そう言って窒息してしまいそうなくらいの深いキスを繰り返す。
「…ひた、………っあ!」
一番敏感な部分に常陸の指が到着した頃にはもうとろとろに濡れていて、簡単に常陸の指を飲み込んでいく。
「透子、もうこんなに…」
そうつぶやくと同時に指じゃない何かがそこを這い出す。それが常陸の舌だと気づいた瞬間、私は声にならない声をあげた。

