終わらない恋になれ






―――翌日、朝。


目を覚ませば私の隣にはまだ寝息を立てている常陸の姿があった。


彼がベッドに入ってきたことにも気づかないで寝ていた自分が少しだけ恥ずかしい。
どんだけ寝てたの、私。



(…あ)


そのとき、私の手を握る感触がしてちらりと見れば、常陸が私の手をしっかりと握っていて私が少し動いたことで無意識に握りしめたようだった。




―――あったかい。


…そっか。
この手を、信じていればいいのか。
私を離すまいと、無意識に握りしめているこの力を。



「………常陸、朝だよ〜」


そう告げるとうっすら目を開けて微笑む常陸に。


私の不安は、完全に消え去っていった。