だから、そう言って笑ってやった。
―――ら。
「………ぅわっ!」
常陸が私に覆い被さるように近づいてくるから、私はよろけてベッドに倒れてしまった。
その間にも常陸と私の間に距離がなくなっていっていって。
常陸の指先が私の唇を掠めていって、ゾクッとしたのと同時に思わず肩が跳ねてしまう。
「…顔、近いよ」
「当たり前だ。近づいたんだから」
平然とそう答える常陸とは対照的に、私は全身茹で上がったみたいに熱くなる。
「………透子が煽るからもう限界だ。…優しく、するからな」
そう囁く掠れた声に、私はもう何も言えなくて。

