ところでどうして私がこんな奇妙な同居生活を受け入れたか、って? そりゃもちろん興味本位。 あともう一つ理由があるとするならば、私を見る常陸の瞳はどこか冷め切ってて何も映していないみたいだったから。 …その瞳に色が灯る瞬間を、見てみたかったから。 ―――カーテンの隙間から漏れる朝日が私の顔を照らし出す。 眩しくて掌で目のあたりを覆おうとすると、誰かがその動きを止めて。 「俺より先に起きないとはどういうことだ」 その誰かが放った一言に、私の意識は一気に覚醒した。