終わらない恋になれ






(………ん?)




あれからどれほどの時間が経ったのだろうか。
ふいに集中力が切れ、窓の外を見ればとっくに夕日が沈みきっていた。



「夜、か」


そうつぶやいて思い出すのは透子のこと。


…今日はバイトの日だっただろうか。ひとりで無事に帰れるだろうか。






「重症だな…」


そんなに心配なら迎えに行けばいい。
こんなことを考えていると日向に知られたらきっとこう言われてしまう。


(…少し休もう)



そう思い、頭をかきながらため息をついた次の瞬間部屋のドアがガチャリと音を立てる。
顔をのぞかせたのはやっぱり日向で。