【完】甘々100%②

うわぁ…!浴衣も綺麗な柄…!



花の模様が散りばめられた浴衣を纏い、鏡の前でくるっと回る。



髪を後ろにゆって、着衣室から出たら、既に浴衣姿の雪夜の姿。


…か、っこいい…。



普段、制服姿ばかり見ているので、浴衣なんて新鮮。


なんだか直視出来ない…



「おまたせ、雪夜っ…」



少し視線をズラしながら、恥ずかしくて髪の毛を弄った。




雪夜が私に気づいて、こっちを向く。



「カナ、ちゃん…」



私を見ながら、目を見開いて固まった雪夜。


…?


不思議に思って駆け寄ってみると、急に顔を真っ赤にさせ手で覆った。



「おーい、雪夜〜?」


「それは…反則だって…」


顔の前で手を振れば、急にその手を握られ壁際に押し付けられた。


至近距離にある雪夜の顔は、驚くほど赤くて余裕がない。