【完】甘々100%②

助けられた…?


…ちょっ、そこんとこ詳しく。



「まあ俺もこんななりだからさ、カナコが転入してきた時ピークに周りからいろいろ言われて、まあ小6ってそういう時期じゃん?」


「当時の俺は、そういうの結構気にしてたんだよねー」っと付け足し、何かを思い出したように、クスッと笑った。


「で、ある日さ、カナコが男たちに囲まれてたんだよ。まあなんつーの、スカート捲りされてて…「あぁ"?」


スカート捲り…だ?

……やばい、殺意しかない。


猛烈にイライラしながら、最後まで話は聞きたかったので半ば睨むように有川に視線を向けた。